基本的に改良メダカは原種の黒メダカから生まれた珍しいメダカを品種固定しています。元々の祖先は同じである為、品種により一緒に飼えないということはありません。
しかし品種によって、エサの食べ方、泳ぐスピード、サイズにより管理の仕方も違う事がありますので、一緒に飼育する時は気を付けましょう。
何故ならばダルマメダカの様に丸くて短い品種はその可愛らしさの反面、泳ぐのが上手でなく、水面のエサを食べる時は普通体型のメダカより遅くなってしまいます。これによりエサ不足になってしまったり、外敵に狙われやすくなったりします。アルビノメダカも視力が弱いので、エサの発見が遅れます。

アルビノメダカ

またメダカの体のサイズも大事です。やはり大きい子にはエサの食べるスピード、食べる量も同じ飼育水槽ですと負けてしまいますので、同じ飼育水槽で飼育される場合の参考にして下さい。

違う品種同士でも交配は問題なく行われます。この場合生まれたメダカは雑交配種となり、親の表現とは少し違うメダカが誕生します。
しかしながら自分で交配させたメダカはとても愛着が湧きとても可愛いです。

そう言った楽しみ方もメダカ飼育の1つの醍醐味であると思います。

メダカ飼育イメージ

品種による「強い・弱い」ってあるの?

(花小屋 店主 戸松 具視 監修)