■『水の栄養』に着目
メダカが大好きなみなさま。メダカの産卵、仔メダカの成長、とても楽しいですよね。この号ではメダカ飼育にとても重要な「水づくり」のお話をしたいと思います。メダカは日本の田園風景にとても似合う魚。春、水田に川から水を引き込む時期になるとメダカの産卵・繁殖のシーズンです。小さな小川で生まれた稚魚たちは更に小さな流れの中で、外敵から逃れながら成長します。日本のメダカの寿命は約2年。春に生まれた仔メダカも、栄養が豊富な小川であっという間に成長していきます。
では家で飼育するメダカたちの環境はどうでしょうか。多くの方が水道水から飼育水をつくりますが、魚に有害な塩素はカルキ抜きで中和したり、水道水を汲み置きして処理していると思います。しかし、水道水には自然の小川のような「栄養」は含まれていません。なぜなら、水道水は「人の安全」だけを考えてつくられているからです。
その不足する栄養を補うために『メダカ元気 はぐくむ水づくり』は生まれました。メダカに安全なカルキ抜きの機能とともに、ビタミン類、そして天然成分の『キトサン』を配合しています。
■『キトサン』って?
キトサンはカニの殻などに含まれる天然由来の成分。ヒラメやフグなどの養殖産業で使われている成分です。その目的は生存率の向上や成長率の向上、病原微生物に対しての効果を狙うもので、大学機関からもその効果検証が発表されています。
ジェックスラボラトリーではそのキトサンがメダカに対してどのような効果をもたらすか、の研究を行いました。
一つ目はメダカの成長率。通常のカルキ抜きで生育したメダカに比べて、体重の増加率は107%。小さな数字のようですが、体の小さいメダカ、特に稚魚の段階では大きな差が生じました。次に、メダカの生存率。生存率は試験の中で6割向上。ヒラメの養殖過程で検証された病原微生物への効果と同様のことが生じていると推定されます。
■産卵数の増加
メダカ飼育者にとって最も関心の高い「産卵」について。複数回試験を重ねたその合計の産卵数は約6倍、という差がつきました。メダカの産卵は水温・日照とともに、その健康状態が大きく影響します。水槽で飼育するメダカがいつでも元気にいるためには、「水の栄養」は欠かせません。そしてそれは、水道水には含まれません。
メダカ元気はぐくむ水づくりで、たくさん産卵・元気に成長、楽しみましょう!
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