みなさま、こんにちは!

カスタマーサポートチームです!!

さて、今回は「伝い漏れ」についてご紹介いたします!

水槽にヒビや割れがみられないのに、ふと気づいたら水槽正面付近に水が溜まっていたご経験はないでしょうか。

そんなときは慌てずに、濡れた場所をしっかり拭いてから、まずは水槽周りを調べてみましょう?

 

そもそも「伝い漏れ」って何!?

 

「伝い漏れ」とは、

ろ過装置、エアーポンプのチューブなどから伝わった水槽の水が水槽ガラスの表面を伝って水槽の外に漏れる現象のことです。
水槽の後面、もしくは側面から漏れ出すことが多いため気付かない場合が多く、気付いた時には水槽周りが水浸しということが少なくありません。

水槽からの水漏れと思われることが多いのも、

この「伝い漏れ」という現象が分かりにくいためです☝

 

伝い漏れが発生例をこちらにご紹介いたします。

①エアーポンプで吐出した泡が水面で弾け、

上部フィルターの底やフタなどに水滴が付着している場合

②ろ過装置の吐出口がズレて水を吐出してしまった場合

③埃等が付着し、毛細管現象(※1)で水が吸い上げられた場合

(※1)水を入れたコップに細い管を入れると、管の中を水が重力に逆らって持ち上がる現象のこと。

例えば洗面器に水を張り、底にタオルの一端を浸して洗面器の外に出していると、タオルが水を吸い上げ、水が外に出てしまう現象も同じです。

この場合、タオルの繊維が管と同じ働きをして水を吸い上げているのです。

これらは上枠や縁等に水が溜まり、最後外に漏れ出てきます。

 

では「伝い漏れ」を予防するためにはどうしたらいいの?

「伝い漏れ」を予防するために

2週間に1度は水槽にセットされているエアーポンプやろ過装置、フタなどをチェックし、水槽の縁に水が溜まっていないか確認しましょう。

予めチェックすることで、「伝い漏れ」を未然に防ぐことができます(^O^)

 

もし、伝い漏れか水槽からの水漏れのどちらかわからない場合

カスタマーサポートチームは3つの確認をご提案をさせていただきます!

 

①フィルターやエアーポンプ等を一時的に止める

まずは濡れていた水槽周りをしっかりと拭き取り、水槽内の魚が酸欠等にならないように気を付けてくださいね。

水漏れが収まっている場合は「伝い漏れ」の可能性が高くなります。

②水槽背面、側面外側を触ってみる

触って濡れている場合は「伝い漏れ」の可能性が高くなります。

③伝い漏れの痕を確認する

下記画像は「伝い漏れ」していた痕になります。

水が入っているときは気づかないことが多いのですが、水槽を空にすると鮮明にわかるようになります。

水に含まれるカルシウム分が固まり、一直線上に上から下に白い痕が残ります。

この痕を見つけた時は、きれいにし「伝い漏れ」の原因となっている場所を確認をしましょう。

 

意外に多い、水漏れの原因としての「伝い漏れ」

「伝い漏れ」は繰り返すことも多いので、こまめにチェックしながら未然に防ぎ、

アクアライフを楽しみましょう(^^)/