床材※画像クリックで、商品ページへ

床材は飼育の上で欠かせないアイテムです。
つるつるしたガラスの上やプラケースの上のままだと足が滑って、しっかりと足を踏ん張ることができません。
床材は足の健康を守り、フンや排泄物をとりやすく清潔に保ちやすくするためにも準備をしましょう。

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の生態を理解し、床材を選ぼう!

床材選びの前に知ってほしい、ヒョウモントカゲモドキの生態について

床材といっても色々あります。
何がいいのか、飼育しやすいのかなど、飼育用品の中でもっとも論議されるのが床材ではないでしょうか?
人工的に作られた紙類である『キッチンペーパーやペットシートが良いのでは?』『砂礫やソイルでは誤飲が心配です』などの意見をよく聞きます。

自然下のヒョウモントカゲモドキ自然下のヒョウモントカゲモドキ

この画像の状況下で誤って砂つぶを飲まないなどと言う事は不可能ですよね。むしろ誤飲というワードが良くないのかもしれませんね。
誤飲ではなく食餌の混入物なんです。
実際落ちていた糞を細かく調べましたが、多くの砂礫が混入していました。

「キッチンペーパー&ペットシーツ」 or 「砂礫&ソイル」

床材として何を使用すれば良いか? は本当によくとりだたされる論議です。自然下のヒョウモントカゲモドキ同様、砂礫やソイルで飼育しているヒョウモントカゲモドキはよく砂を掘る行動をとります。
シェルターの中やレイアウトグッズの下を掘って自分の納得する環境を作っているのです。朝起きると水飲み皿が傾いてた。なんてこともあります。

このような行動はキッチンペーパーやペットシーツで飼育していても見られます。
この時にカリカリと爪で紙を掻き千切ってしまいます。
この際キッチンペーパーであれば紙の毛羽立ち、ペットシートであれば犬猫の尿を固めるための吸水ポリマーが出てきてしまいます。

なぜ砂を食べてしまうのか?

砂を食べるという行動は誤飲ではなく、ミネラルやカルシウム分の補給のために行っているケースが実は多いのです。
健康な個体は進んで砂類やソイルを食べたりはしません。不健康、栄養不足であるが故に砂を食べてしまうのです。
砂つぶを食べてしまう個体はカルシウムをはじめとするミネラル分が足りてないことが多く、ミネラルを摂取しようとして砂類を過剰摂取し閉塞を起こしてしまうのです。
しっかりととサプリメントを添加した食餌、カルシウム、ミネラルが含まれた人工フードを与えることが大切です。

本当に怖いのは人工物である紙や吸水ポリマーを誤って食べてしまうことなのです。
キッチンペーパーはその特質上、水や油に非常に強く作られています。
これらの紙繊維はヒョウモントカゲモドキの体内では消化することができません。
誤飲しているかもと思った場合には、まずはサプリメントやフードの見直しとともに、排泄物として出せる種類の床材なのかを確認をすることをおすすめします。

また、レイアウトのイメージによって床材を変えることでレイアウトの幅も広がりますのでいろいろと試すのもレイアウトの楽しみの一つです。

レイアウトイメージ
レイアウトイメージ

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ヒョウモントカゲモドキにおすすめの床材

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商品名 デザートソイル デザートベース デザートサンド
  ブラウン ナチュラル レッド
カラー ブラウン ナチュラル レッド
タイプ ソイル
形状 デザートソイルの形状 デザートベースの形状 デザートサンドの形状
消臭効果 あり
メリット
  • ソイルの多孔質構造にフン等のニオイが吸着され、ケージ内のニオイを抑えます。
  • 水分を保持しやすいので霧吹きを行うことで、過剰な乾燥を防ぎます。
  • フンがソイルと一緒にまとまるので、汚れた部分だけ取り出しやすい。
  • 乾燥していると明るい茶色、湿らせると暗い茶色になるので、床材の湿り具合がひと目でわかりやすい。
  • 穴を掘る習性を促し、ストレスを軽減させます。
  • 乾燥地帯の植物の育成にも適しています。
  • 細目、粗目と組み合わせることでレイアウトも簡単。
  • パウダータイプの底材。
  • 保温時の熱伝導に優れている。
  • 穴を掘る習性を促し、ストレスを軽減させます。
デメリット
  • 強い力をかけると粒が崩れる性質がある。
  • 生体の体重や動きによっては粒が崩れる場合がある。
  • 風の強いところや生体の穴掘りなどの行動で砂が舞い上がる場合がある。
  • フンなどをとる時に他の床材よりも多く床材をとらないといけない。

床材のお手入れ方法

フン等の排泄物は毎日取り除くと、より良く飼育環境を維持できます。また、汚れが目立つところは、部分的に取り除いて新しい床材に入れ替えてください。

小型のスコップなどを使用すると便利です。

小型スコップ※画像クリックで、商品ページへ

排泄物などによる臭いを感じられたら、新しいソイルと入れ替えてください。

種類や匹数、使用環境にもよりますが、床材であれば約6か月ごとの全交換が目安です。

キッチンペーパーなどは毎日の交換もしくは汚れたら交換してください。