うさぎがかかりやすい!?病気を知るの第3弾になります! 知ることで、うさちゃんの異変に気づくヒントになればと思います。
過去の病気を知るブログ
>うさぎがかかりやすい!?病気を知る①はこちら!
>うさぎがかかりやすい!?病気を知る②はこちら!
それでは続きをどうぞ!
⑦胃腸うっ滞
うさぎが食欲不振を示した際の原因の一つとしてあげられる疾患です。
その他の症状としては便の大きさが小さくなったり、排泄量が減ったりしてきます。
繊維質の乏しい食事の給餌や、寒暖差やストレスなどが影響して、胃腸の蠕動運動が低下するために起こる胃腸の病気です。
似た症状を示す他の重大な病気が幾つもあることから、安易な診断は危険を伴うことがあります。
正確な診断を行うためにも動物病院へ相談して、正しい治療を受けましょう。
※弊社顧問獣医師監修
⑧下痢
様々な原因で生じますが、早急な対症療法と合わせて原因究明が重要です。
基本的な治療としては、症状に応じた補液、栄養供給、温度管理などが求められます。
仔うさぎの場合は適切な栄養補給を怠ると致命的になりかねませんので注意が必要です。
原因としては、コクシジウム原虫、細菌感染、腸内細菌のバランス低下などが知られていますが、獣医師による正確な診断と治療が必要とされます。
※弊社顧問獣医師監修
⑨不正咬合(ふせいこうごう)
うさぎは草を主食とする動物で、歯は草を食べるのに口の動きによって歯が適切に摩耗するようになっています。
しかし、何らかの原因でうまく摩耗されずに歯の噛み合わせが悪くなると、歯が伸びて食事を上手に摂ることが出来なくなってしまうのです。
うさぎが食べ物を与えても残すようになったら、歯の病気にも気をつける必要があるのです。
口元から長い歯が伸びていたり、よだれを流したりするようになったらこの病状が疑われますので、動物病院へ相談することをお勧めします。
※弊社顧問獣医師監修
⑩開帳肢(かいちょうし)
なんらかの異常で足(特に後ろの足)が開いてしまって、正常に立ったり、歩いたりすることが出来ない状態になっていることを表す言葉です。
幼い時に生じる事が多く、放置すると一生、歩行が出来なくなることもありますので注意が必要です。
関節の異常から生じる他、筋肉や神経系の異常時でも同じ様な症状を示し、高齢になってから生じる事もあります。
※弊社顧問獣医師監修
「うさぎがかかりやすい!?病気を知る」については今回で最後になります。
少しでもお役立てればと思い、こちらのブログを作成しました。
もちろん自己判断だけでなく、獣医師さんに診てもらうことが重要です。
ただ、病気について知らなければ気づきにくいこともあります。
ペットのことは、いつも一緒にいる飼い主さんが気づいてあげることができます。
これからも、うさちゃんのことについてもっと勉強していきましょうね!
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