みんなのQ&A

MeGreen Q&A ~水草をより上手に育成するために~

このページではMeGreenで小さな生態系をつくっていくにあたってのQ&Aを記載しています。
困ったときはこのページを参考に試行錯誤してみてください。

 

●水上葉の水草を植えたら枯れてきた

水上葉を植えてしばらくすると、元々付いていた葉が枯れていきます。これは水草本体が枯れているのではなく、水中化しているサインです。水草は水中に入ると、水中葉を展開するために、不要な水上葉を枯らす機能があります。水上葉が枯れた後、水中葉が展開されない場合は水槽内の環境が適していない可能性が考えられます。光・水質・栄養をもう一度確かめてください。

●水草が成長せず枯れる

光は十分に点灯されていますか?水槽用のLEDを8~10時間を目安に点灯させてください。室内の蛍光灯では光量が不十分です。水槽用LEDを点灯しているのに育たない場合は水質・栄養の影響が考えられます。

●水草の新芽が白化・矮小化する

栄養不足が考えられます。水草栄養ウォーターもしくは底砂栄養ペレットを使用し、しばらく様子を見てください。

●赤い種類の水草が赤くならない

水草が赤くなるには栄養、CO₂、水質の全てが最適な状況かつ、通常よりも強い光量が必要になります。条件を満たさない場合でも茶褐色に発色し、成長します。

●育たない水草がある

MeGreenメソッドではたくさんの種類の水草を植えて、その中で環境に適応した種類の育成を楽しむという考え方をしています。(生態系の構築)最初は育たなかった水草も月日が経ち、底床に栄養が蓄えらた後(珪砂の場合)、もう一度チャレンジしてみると育つことがあります。一度は枯れてしまったからと諦めず、水草が育つ環境づくりを楽しみましょう。

●CO2供給は必要ですか?

MeGreenでは基本的にCO2供給は行わず水草育成を楽しむアクアリウムとなっておりますが、もちろんCO2を添加するとより水草の育成が進み、色鮮やかになりますのでチャレンジしてみるのも面白いでしょう。

●日々のお掃除で砂を洗う必要はありますか?

日々のメンテナンスで底砂を洗う事はNGです。底砂にはバクテリアが住み着いておりバクテリアはカルキが抜かれていない水道水に当たると死んでしまいますのでせっかく築いた生態系がリセットされてしまいます。底の汚れが気になる場合は水換え時に汚れも吸い取りましょう。

●トリミングのタイミングが分かりません

トリミングを行うタイミングは水面から水草が出る程成長した際に行うことがベストです。水面を覆ってしまうほど成長した水草を放置してしまうと光が遮られ底にある水草が光合成が出来なくなり成長が止まってしまいます。定期的に観察を行い実施しましょう。

●水草が茶褐色になるのは枯れている?

水草の中には生育環境によって葉が赤くなる水草があります。MeGreenで届く水草の中では、ルドウィジア赤系・ロタラ赤系・ハイグロフィラの仲間が赤くなる種類になります。赤くなる理由は強い光に対して生成されたアントシアニンの色です。
真っ赤ではなく、茶褐色になる理由は光量や栄養素が不足すると鈍い発色になる可能性があります。

●水草が植えたときより細くなるのは弱っている?

MeGreenの水草は水上葉の状態で届きます(一部完全水棲)。水上葉は陸上で体を支えるために、太く硬い茎をしています。水上葉が水中に入ると成長点から生えてくる新芽は水中に合った姿へ変化していきます(水中葉)。水中葉は水の流れに沿うように葉や茎が細く柔らかいものに変わっていきます。水上葉の葉は水中に入ると枯れてしまいますが、茎の節目からは新しい水中葉の新芽が出てくることもあります。茎がしっかりしている間は枯れてしまったからとすぐに抜かず、少し様子を見てみましょう。かわいい新芽が見れるかもしれません。

●水草がドロッと溶けてきた

水草を育てていると、枯れるではなく、溶けるような症状が出る場合があります。水草が溶ける要因は傷などの物理的なダメージによって起こることが多いですが、全ての水草に発生するわけではありません。溶けた部分は放置するとどんどん広がり、元気な水草も溶かしてしまう可能性があります。症状が見られた際はトリミングで溶けた部分をすぐに取り除きましょう。合わせて水換えをすることも効果的です。

 

ここで記載している内容以外にも数々の発見があると思います。
日々水草を観察し試行錯誤してみましょう。

水草について学んでみましょう。