バクテリアには大きく分けて有機物を分解するもの、無機物の酸化還元(硝化)するものに分けることができます。

右図は一般的な生物ろ過の流れになります。

魚を飼育し始めると、水槽内に魚の糞や食べ残しのエサなど有機物の汚れが初めに発生します。ここで最初の有機物分解バクテリアの働きによって、有機物が分解されてアンモニアになります。その後別の無機物を酸化還元するバクテリアの働きによって、アンモニア→亜硝酸→硝酸と変化していき、最終的に窒素ガスとなって水中から出ていきます。

ろ過の流れの最初の部分である有機物の汚れ・ゴミを分解するバクテリアはたくさんの種類がいます。有名なところですとバチルス菌があります(納豆菌、枯草菌とも呼ばれています)。

一般的な生物ろ過の流れ

 

白く濁った水槽の水を顕微鏡で観察してみると

白濁りの原因生物(球菌の仲間と鞭毛虫の仲間)が大発生しています。

いろいろな種類の白濁りの原因生物(繊毛虫の仲間)が発生しています。

バチルス菌が上手に増えてくれると、水は白く濁ることなく、ろ過が進んでいくのですが、先述したような球菌の仲間などが増えてしまうと、白濁りなどの問題が起きてしまいます。

水槽をセッティングした直後はバクテリアがとても少ない状態です。バチルス菌のような有益な微生物をいかに増やすかが、その後に続くろ過までをうまく循環させる鍵になっていると言えます。

この研究から生まれたジェックス製品

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