お魚に酸素を供給するのに必要な製品といえば「エアーポンプ」ですね。
水槽内に泡がボコボコ出ていると酸素が供給されている!と感じますが、
ろ過器だけで循環だけしていると、特に泡が見えない場合があります。
泡が見えないのに酸素は供給されているの!?と疑問を感じられるかもしれませんが、ご安心を。
酸素はきちんと供給されています。
水面が波立ったり揺らぐことで空気中の酸素が水面から水中に溶解します。この溶解した酸素を「溶存酸素」と呼びます。
溶存酸素で魚たちは呼吸をしています。
【下記写真は水流によって水面を波立たせ、溶存酸素が水中に溶け込みやすくしています】
ろ過機でろ過された水が水槽に戻るとき、少しでも水面が波立ったり揺らいでいたりすると酸素は溶け込んでいます。
溶存酸素は水面付近が一番酸素濃度が高くなります。これは水面から酸素が溶け込んでいる為です。
そのため水槽内の底付近にも溶存酸素を供給するためには、適度な水流が必要となります。
その役割を担っているのも水槽内を循環させるろ過機です。
但し、水温が高くなると溶存酸素の飽和濃度が減少するため、酸欠を引き起こす場合があります。
水温が高くなる夏場や生体匹数が多い水槽は別途エアーポンプを設置して溶存酸素量を増やしてあげましょう。
このページをシェアする
関連情報
-
こんなろ過フィルターが欲しかった!小型水槽対応「Picoroka(ピコロカ)」登場
-
電気製品のコンセント取り付けに関する注意点【カスタマーサポートチームより】
-
【アクアリウムフィルターNo.1の理由】ろ材・フィルター構造へのこだわり
-
【アクアリウムフィルターNo.1の理由】こだわりのモーター設計
-
【アクアリウムフィルターNo.1の理由】お客様の声からすべてが生まれます
-
水槽の「水換えって面倒…」を解決!新型フィルター”ラクフィル”