まだまだ寒さの厳しい1月と2月。アクアリストの皆さんもきっと、観賞魚の為に寒さ対策としてヒーターを ご使用になっていると思います。
アクアリストとして、冬の水温管理にヒーターを使用するのは当然のことですね。
でも、どうしてもヒーターの電源のON/OFFが激しくなってしまうため電気代がかさんでしまうのが気になる所です。
かといって、水槽の保温を怠ってしまえば大切な観賞魚に大きな影響を及ぼしてしまうかもしれません。
そこで、ヒーターにかかる電気代の目安と、なぜ水温が下がるのか?という放熱の原因と、ヒーターの仕組みや 種類を理解しておけば、効率的な水温管理が出来るようになります。
今回のジェクシースタイル Vol.03では、ヒーターを効果的に使うための様々な知識をご紹介致します。
ヒーターにかかる電気代って、いったいいくら?
実際のところ、ヒーターを使用すると一体、いくら位の電気代がかかるか知ってますか?
1日のヒーターの利用料金は次の式で算出することが出来ます。
基本料金は、地域によって異なりますので、各地域の電気会社のHPで基本料金をご確認ください。
例えば、基本料金を23円として、ヒーターのワット数を150Wとし、1日に10時間稼動させているとします。
この数値を上記の計算式に当てはめて計算すると、150÷1000×10×23=31.1円/日となります。
この式を参考に、GEXが販売するヒーターのワット数別で電気代を表してみると以下のようになるのです。
1日の電気代の目安を知るのと知らないとでは大きな違いです。
一度あなたの1日の電気代を計算してみてはいかがでしょうか?
水温が下がる理由
水温が下がる原因の1つは、水面から水分が蒸発し水槽の水から気化熱が奪われているからです。
2つめに、前後左右の水槽面からもガラス・アクリルを通して放熱しているのです。
3つ目は、アクアリストも見落としがちな底面からの放熱です。もし、水槽台が、金属製やスチール製であれば、金属類は熱を伝えやすい物質だから放熱率は高くなってしまいます。
そこで木製の水槽台を使用すれば、金属製と比較して熱が逃げにくくなるのです。
次にヒーターの種類を見てみましょう。
ヒーターと温度センサーが一体化。配線もすっきり、使いやすい温度調整式オートヒーター。
ヒーターの交換ができるから経済的。温度制御範囲も広く、魚種を選ばず使用可能。
電源をいれるだけで自動保温。あらかじめ決められた温度を保つように設計されています。
自分の水槽には、どのタイプのヒーターが合うのか 良く吟味してからヒーターを購入して下さい。
第1章では、ヒーターに関する基礎知識をご紹介いたしました。
では、より効果的にヒーターを使用するには、どうすればよいか?次の第2章でご紹介いたします。
観賞魚用ヒーターを、正しく、安全にご使用いただくためのポイントをご紹介いたします。詳しくは下記のバナーをクリックしてください。
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