ジェックス株式会社はアクアリウムの癒し効果を科学的に証明するため、大学との共同研究を行っています。

観賞魚に触れ合うことで【人間の脳】ではどんな変化が起きているのかを調べています。

アクアリウムの癒し効果ではありませんが、【人間の脳】に起こるアクアリウムの新しい効果が明らかになりましたので、ご紹介いたします。

試験方法

金魚3匹が泳いでいる水槽を3種類のパターンで被験者に観察してもらう。

それぞれのパターンでfNIRS 脳計測装置を使って被験者の脳がどういった変化をしているのかを測定した。

結果

目的を持って水槽を見ることで、脳内のヘモグロビン量が増加していることが明らかになった(赤色が強くなった)。

脳が活性している状態になっている。特に後ろの脳(後頭葉)が活性しており、この部分は視覚情報を認識するために重要な役割を持っている。

 

後頭葉が活性しているということは、目から見た情報の色、形、明るさ、動き、模様などをいろいろな面から分析していることを表し、脳機能が活発になっているといえる。

目的や課題を与えて観賞魚を眺めることで、お子様の発育や、高齢者の認知症予防効果の可能性がある。

※効果には個人差があります。