ろ過装置、エアーポンプのチューブなどから伝わった水槽の水が水槽ガラスの表面を伝って水槽の外に漏れる現象です。
水槽の後面、もしくは側面から漏れ出すことが多いため気付かない場合が多く、気付いた時には水槽周りが水浸しということが少なくありません。水槽からの水漏れと思われることが多いのも、伝い漏れという現象が分かりにくいためです。
1. 埃などが付着し、毛細管現象(※1)で水が吸い上げられた場合、水槽内の水が水槽外に漏れる場合があります。
2.ろ過装置の吐出口がズレて水を吐出してしまった場合、水槽の縁やガラスフタに水が溜まり最終的に水槽外に漏れる場合があります。
3.エアーポンプで吐出した泡が水面で弾け、ガラスフタやエアーチューブなどを伝って漏れる場合があります。
(※1)毛細管現象とは・・・
水を入れたコップへ細い管を入れた時に、管の中の水がコップ内の残った水よりも高くなったり低くなったりする現象です。
例えば洗面器に水を張り、そこにタオルの一端を浸して洗面器の外に出した場合、タオルが水を吸い上げ、水が外に出てしまう現象も同じです。この場合タオルの繊維が管と同じ働きをして水を吸い上げているのです。
伝い漏れが発生しないように、2週間に1度はセットされているエアーポンプやろ過装置、ガラスフタなどをチェックしましょう。予めチェックすることで、伝い漏れを未然に防ぐことができます。 チェック事項と対処法を以下に記載します。
水漏れが発生し、チェック事項で1つでも当てはまれば、伝い漏れの可能性が高いです。


伝い漏れの跡がはっきり分かる写真ですが、通常は非常に分かり辛く、気付かないことがほとんどです。このような跡を見つけたときは伝い漏れをしている可能性が高いため、セットされているエアーポンプやろ過装置、ガラスフタなどをチェックしましょう。
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