この記事では観賞魚水槽用のヒーターのメンテナンスをする理由・方法についてお伝えをします!
観賞魚水槽用のヒーターを購入したばかりの人向けの内容です。

なぜヒーターのメンテナンスが必要なのか?

観賞魚水槽用のヒーターは底に近い位置に設置することから、餌の残りや排泄物などが溜まりやすくなっています。

ヒーターの表面に水垢、餌、糞、水に含まれるカルシウムなどが付着し、固形物となって焦げたようになる場合があります。

これを放置してしてしまうと、次第に固形物の付着範囲が拡大し放熱を妨げる可能性があり、正常に温度制御ができなくなったり、内部温度が上昇し故障する可能性もあるため、メンテナンスは定期的に行いましょう。

ヒーターの固形物が付きやすい部分

水垢、餌、糞、水に含まれるカルシウムなどが付着し、固形物ができやすいので注意してください。

 

ヒーターのメンテナンスをやってみよう!

1.メンテナンス準備

メンテナンスの前に本体の差し込みプラグをコンセントから必ず抜きましょう

そのまま15本以上放置してから、水槽からヒーターを取り出しましょう
※布などで器具の水気をふき取りながら取り出してください

2.ヒーターカバーを外す

・ヒーターカバーは爪で固定されています。爪を開いて外してください。※図①参照(ヒーターによって爪の数は異なります)

・ヒーターカバーから本体を取り出してください。※図②参照

3.ヒーターを掃除する

・ヒーターのしつこい汚れはスポンジなどを使って水で洗い流してください
・ガラス管に傷がつくと破損の原因になるため、金属タワシなどの硬いものでこすらないでください。

4.ヒーターカバーをもどす

・ヒーターにヒーターカバーをセットし、カバーの根元側の固定部を溝にきっちりはめて(図の矢印)、爪で固定してください。


※ヒーターカバーの根元側の突起部がきっちり溝にはまっていないとカバーがずれて外れます。
※ヒーターカバーは必ず装着した状態で使用する
※ヒーターカバーは破損した状態で使用しない

5.水槽に設置し、本体の差し込みプラグをコンセントに差す。

メンテナンス終了です。

よくある質問特集!

メンテナンスの頻度

ヒーターのメンテナンスはどのくらいの頻度ですれば良いのでしょうか?

回答

飼育環境により左右されますが、1~2か月に1度はカバーを外しメンテナンスをお願いします。

ヒーターの買い替えの時期

ヒーターも買い替えが必要ですか?替えるとしたらどのタイミングで替えたら良いですか?

回答

ヒーターは消耗品になります。購入して使用1~2年でご交換いただくことをおすすめいたします。

キスゴムを無くしてしまった

メンテナンス中にうっかりキスゴムを無くしてしまいました。購入はできますか?

回答

ヒーターを購入いただいた販売店様にお問い合わせいただくか、GEXオンラインショップでも販売がございますのでご利用ください。