ジェックスの水槽のほとんどは自社工場でAGCグループの高品質ガラスを使用して製造されています。
今回は運搬中に割れてしまったガラスや製造工程で出た端材を新たなガラス製品へと生まれ変わらせる取り組みをご紹介します!
割れた水槽の再生
ジェックスでは割れてしまった水槽の一部をガラス原料に戻してリサイクルする取り組みを行っています。
勝沼ガラス工房様でガラスを再生していただいたときと同じように、まずは不要なシリコンやプラスチックの樹脂枠を外す必要があります。
(前回:割れてしまったガラス水槽からグラスアクアをつくろう!for SDGs!)
昨年は合計で320kgのガラスを分解して端材の状態にすることができました。
ここからガラス回収業者を介して細かいガラスくず(カレット)に粉砕された後、別のガラス製品へと生まれ変わります。
ジェックスのガラス水槽は、割れてしまった後も再び新たなガラス製品へと再利用されています。
また、ガラスカレットの回収と並行して取り組んでいた「再生ガラスによる水槽製作」ですが、7/7より弊社オンラインショップで数量限定で販売開始しています!
世界で初めての、割れた水槽から生まれたRequas ベレー。ガラス職人さんにひとつずつ手作業で製作していただいた特別な水槽です。
Requas(リクアス)ベレー 販売ページ
特集記事①:ジェックス株式会社がアップサイクル商品「リクアスベレー」を販売開始
特集記事②:ジェックス株式会社、アクアリウム業界初となる、廃棄していたガラス水槽をアップサイクルした商品「リクアス ベレー」を2023年7月7日(創立記念日)に発売開始
インドネシアの自社工場での取り組み
水槽生産工場のあるインドネシアでは、製造途中で破損した水槽や、ガラス板を切り出す際に出てくる端材の一部を専門の業者様に回収していただき、リサイクルを行っています。
カレットをガラス原料に添加することでより少ないエネルギーコストでガラス板やガラス製品が生み出されています。
自社工場のガラス水槽の製造工程。大きな一枚のガラス板から切り出したガラス板をシリコンで接着して組み立てています。
製造工程で出た端材の山。いろいろなサイズの水槽を組み合わせて効率のいい切り出し方を行っても、どうしても使用用途のないサイズの端材が出てきてしまいます。
集められた端材は重さを測った後、回収業者に引き渡されます。端材は細かく砕かれてカレットになり、また新たなガラス製品へと生まれ変わります。
ジェックスではガラス資源の再利用による循環経済への貢献に取り組んでいます。今後も環境への負荷軽減を目標に、アップサイクルやリサイクルによる資源の有効活用を推進していきます。
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