少しずつ春の気配も訪れ、メダカのシーズンに向けて準備をはじめる方も多いのではないでしょうか?
メダカと言えば、癒しはもちろん、魅力的な品種、あとは増える楽しみが大きいのが特徴ですね。
はじめてメダカが卵をつけ、稚魚が生まれたのを発見したときはとても嬉しかった覚えがあります。

今日は発売から4年、累計販売数が170万個*を突破したヒット商品「メダカ元気 卵のお守り産卵床」の新形状「メダカ元気 卵のお守り産卵床 ループタイプ」と「メダカ水景 メダカのお守り草」をご紹介いたします!

*2022年2月現在

 

楽しみ=お悩みという現象

産卵イメージ

ジェックスがメダカ産卵グッズの開発に力を入れ始めたのは今から6年ほど前。社内にメダカ好きもたくさんいましたが、私はまず開発担当と日本でも著名なブリーダーさんを訪ねて、色々ノウハウを教えていただきました。そして同時に、メダカを飼育しているユーザー様のお宅訪問を繰り返して、メダカ飼育に関連するお悩みや、独自の解決方法などを本当にたくさん聞いて集めました。

産卵や稚魚を育成することを楽しみにしている人が数多くいる一方で、同じように産卵や稚魚育成に悩んでいる、「楽しみ=悩み」という、マーケティング調査をする中で珍しい事実にも出会いました。

メダカの楽しみは何と言っても産卵。この悩みをなんとかして解決できないか、、、とチーム内で話し合い、東洋紡さんとの運命の出会いを経て開発したのが「卵のお守り産卵床」です。

 

「メダカ元気卵のお守り産卵床」とは

左:卵のお守り産卵床 右:手づくりの産卵床(の素材)

左の商品を良く見ると、スポンジにふわっとした白い繊維が混ぜ込んであります。まるでホテイ草の根っこの繊維のように、卵が絡みつきやすくする工夫です。そして、もう一つの特徴はその「やわらかさ」です。

スポンジ自体も専用開発しているので、メス親にもやさしく、水を含みやすい素材に仕上げています。卵が産み付けられているかを確認するときにも、卵を乾燥させたくない、そんな開発者の想いが込められています。100円ショップに売っているような、家庭用のスポンジは繊維が固く、メス親を傷つけてしまうかもしれない、そんな心配がなくなりました。

卵が絡みつきやすく、メス親にもやさしい素材

このスポンジ部分は取っ手から簡単に外せるので、産み付けられた卵を採卵しやすく、簡単に取っ手に挟み込むことができます。取っ手は色分けされています。これは飼育している品種や産卵時期、容器によって使い分けることで、飼育者さんが区別しやすくなるように、という工夫です。

そしてそして、このスポンジに含まれる東洋紡さんの“銀世界”という特殊繊維こそが、無精卵などに付きやすいカビが有精卵に広がるのをおさえ、通常の産卵床を使用した場合と比較して孵化率が約2倍になる(※GEXラボ調べ)という、この商品の最大の特徴を生み出しています。しかも、この繊維の凄いところは、繊維に触れたものにしか抗菌作用を発揮しないので、水中にいるバクテリアや微生物に影響がない!というところ。安心してメダカの卵を守ることができるのです。

 

※カビを抑える効果のない類似品もございますので、ご注意ください。

 

新形状!ループタイプの発売

「卵のお守り産卵床」はお陰様で2022年2月時点で累計170万個を突破!多くのメダカ飼育者さまに愛されています。
某BIG BOSSではありませんが、卵のお守り産卵床の「ファン」の皆さまに、もっともっと満足してもらいたい!もっと卵が効率よく採卵できる形状は無いか?と手元の生地をチョキチョキはさみで切って、試行錯誤を行いました。

開発担当者は「これはどう?」「これはどう!?」とこれまでに無かった新しい形状を次々と試作、ちゃんとメダカが産み付けられるかを検証するため、実際にメダカ水槽に浮かべてテストを繰り返し繰り返し行います。
そこで結果の出なかったもの、これまでの産卵床と優位性が出ないものは会議に出ることすらありません。

こうして生まれたのが、「メダカ元気 卵のお守り産卵床 ループタイプ」です。
従来品よりも卵のキャッチ力が160%UPしました!
たくさん卵を採卵したい方にオススメです。

 

繊維の色も改良しました

また、従来品のスポンジ(薄いグレー)から色を濃いグレーに改良。
より卵が見えやすくなりました。

こうして生まれたのが、「メダカ元気 卵のお守り産卵床 ループ」です。
フローと部は管理がしやすい青と緑の2色展開です。

※画像クリックで商品ページに移動します

 

新発想!屋外容器に使いたい産卵床の発売

メダカを屋外容器や鉢でオシャレに飼育されている方も増えてきました。
SNSを見ても、住宅街を歩いてみても、とても綺麗に管理をされている方をお見掛けします。
そして多くの方が、産卵床を入れていました。
また、その多くが青色や緑色などどちらかと言えばナチュラル・自然に馴染みやすい色を選んでいるということに気が付き、「もっと自然に馴染む産卵床」があれば、もっと喜んでもらえるのではないか?と考えました。

そこで考えたのが、「プランツ」と「産卵床」が1つになった「メダカ水景 メダカのお守り草」です。

上から見れば葉っぱとスイレン。メダカたちは卵を産み付けられる産卵床つきで一石二鳥です。
実は開発当初に出た案は、葉っぱと産卵床は取り外すことのできないタイプのものでした。
開発メンバーと話しているうちに、産卵床の部分は洗ったり、交換したり、好きな形の産卵床をつけられる自由度がある方が喜んでもらえるのでは?という案があり、付け替えが出きる本仕様となりました。

商品名を決めるときは複数人で集まり、リラックスした状態でわいわい意見を出し合います。「それいいね!」「じゃあ●●なんてどう?」と、決められた時間内で沢山の候補があがります。
最終的に決まった「メダカのお守り草」には、「卵のお守り産卵床」から「お守り」をもらいました。
東洋紡さんの“銀世界”によって、卵を守ってくれる、そんなプランツだからです。

ちなみに特に「ハス」の方は葉っぱが大きいので、メダカの日除けとしても活躍します。

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飼育スタイルに合った産卵床を選び、メダカの飼育を楽しんでみませんか?