まず、どんな水槽ガーデニングにしたいか、イメージしてみましょう。
例えば、
「華やかにしたい」や「涼し気な感じにしたい」、「雄大なイメージにしたい」
というような感じでOKです。
テーマは1つにしぼった方が失敗しませんよ。
用意する物もピックアップしておきましょう。
 

次に、そのイメージに合う水草を選びましょう。
飼育環境、見栄えの良さなどを考慮してお店の人と相談して決めるとよいですね。
水槽のレイアウトをイメージしながら
前景草・中景草・後景草という具合に選別すると良いでしょう。
前景草…水槽の前面、最も目に付く位置に植える水草です。ゆっくりとした成長のロゼット型や
小型の品種がよく用いられます。
中景草…水槽の中段に配置する水草です。程々の高さとボリュームが必要です。
後景草…水槽の奥に配置する水草です。水面に向かって伸びる有茎型が使われる場合が多いです。

例をあげてみましょう。
前景草には、「アヌビアス”ナナ・プチ”」
中景草には、「パール・グラス」・「タイ・ニムファ」を
後景草には、「ハイグロフィラ・ポリスペルマ」・「アナカリス」・「アマゾンソード」を用意しました。
瑞々しい緑の中に赤が映えてとても綺麗な組み合わせです。

水槽に土をいれましょう。
色が豊富なカラーサンドや、ジェルの低床剤などもあり、インテリアに合わせた低床剤を選ぶとよいですね。

コンパクト水槽は、ジョウロなどを使って水をゆっくり注げば大丈夫です。

では、水草を植える準備をしましょう。
買ってきた水草は、汚れをキレイに洗い、枯れ葉などをカットしましょう。
それでは、植えていきましょう。

有茎型
節から少し下をカットします。ピンセットで茎の付け根を挟み、用土に垂直になるように、深めに3cm程度植えましょう。
ロゼット型
根を1cm～2cm残すくらいで、それ以外はカットします。根を傷つけないように、あらかじめ土に穴を開けておくか、根の一番下をピンセットではさみ、浅く根の付け根が少しでるくらいに植えましょう。

後景草から中景草、前景草と全体のバランスをみながら丁寧に植えていきましょう。
特に、ソイル系の低床剤は乱暴に扱うと崩れてしまうので、ゆっくり優しく植えていってくださいね。

水分が蒸発したら、減った分をこまめに給水して あげてください。足し水は、器内と同じ水温に してから注ぐようにします。 痛んだ葉は、こまめにハサミで カットし、伸びすぎた葉は、トリミングして バランスを良くしましょう。 きれいな水草を保つために 栄養分なども補給してあげましょう。 

水草一番サンド​