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ジェクシースタイルVOL.12 海水魚に挑戦!カクレクマノミで海水水槽

第1章 カクレクマノミの魅力 第2章 海水魚飼育の心得 第3章 海水水槽を作ろう!

第1章 カクレクマノミの魅力

カクレクマノミ

アニメで一躍人気者になったカクレクマノミ。
知っている人も多いのではないでしょうか?
鮮やかなオレンジ色の体色の最大7cmほどの海水魚で、
イソギンチャクに住むことで有名な魚です。
熱帯のサンゴ礁に生息し、日本近海では奄美大島以南で
約6種類ほどを見ることができます。
体を上下にクネクネ振りながら泳ぐ「ワッギング」と呼ばれる
ユニークな泳ぎ方にも特徴があり、
泳ぐ姿を眺めていると、
その愛らしさに思わずクスリと笑ってしまいます。

今回は、そのカクレクマノミの魅力に迫ろうと思います。
海水魚の中でも比較的難しくなく飼育ができるカクレクマノミ。
魅力的なカクレクマノミから、是非海水水槽にチャレンジしてみてください!
きっとお部屋に南の海のカラフルな明るさと癒しを呼び込んでくれるはずです。

 
クマノミの仲間とカクレクマノミ

クマノミの仲間は世界の熱帯のサンゴ礁に生息する、大きいものでも体長15cmほどの鮮やかな色彩の魚です。
どの種類もイソギンチャクを住みかにしていますが、種類によって好むイソギンチャクが違います。
通常、イソギンチャク1株に5~10匹くらいまとまって住んでいます。


カクレクマノミ

カクレクマノミ

オレンジの体色で、目の後ろと胴と尾ひれの付け根に白い帯模様が入る。
各ひれには、黒又は白黒のふちどりがある。 
クマノミの中では、性格がおとなしく小型の部類(全長最大7cmくらい)
ハタゴイソギンチャクやセンジュイソギンチャクなどを好んで住む。
西太平洋の熱帯域に生息。


クマノミ

クマノミ

体の上半分は黒。下あごから腹びれ後ろまでオレンジ。
頭・胴・尾びれのつけ根に白い模様が入る。少しサイズが大きめ。(最大9cm)
ハタゴイソギンチャクやシライトイソギンチャクなどを好んで住む。
カクレクマノミより体高があり丸い形。
太平洋とインド洋の熱帯域に生息。


ハマクマノミ

ハマクマノミ

全身がオレンジ色で、目のふちに白い模様が入る。
体長は最大9cm。
タマイタダキイソギンチャクなどを好んで住む。
西太平洋とインド洋の熱帯域に生息。


ハナビラクマノミ

ハナビラクマノミ

他のクマノミに比べて淡い体色の小型種。性格はおとなしい。
西太平洋の熱帯域に生息。
センジュイソギンチャクやシライトイソギンチャクなどを好んで住む。


トウアカクマノミ

トウアカクマノミ

体の上半分が黒く、口から腹びれの後ろまで赤。
目の後ろと体の後ろ部分に白い模様がある。
イボハタゴイソギンチャクなどを好んで住む。
西太平洋の熱帯域に生息。


 
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イソギンチャクとの関係

イソギンチャクとの関係

イソギンチャクはふつうの魚がその触手にふれると、
毒を持つ刺胞で刺して麻痺させて食べてしまいます。
なのに、なぜクマノミたちは大丈夫なのでしょうか?
実は、クマノミたちの体表はイソギンチャクと同質の粘液を出す事で刺胞が反応しないようになっているのです。
そのため、クマノミは大型のイソギンチャクに住み、
敵から身を守ることができているのです。
一般的に、クマノミとイソギンチャクの関係は「共生」と呼ばれています。
クマノミがイソギンチャクから出たり入ったりする姿はとても可愛らしく、見ていて飽きません。

   
不思議なクマノミの性別

不思議なクマノミの性別

クマノミの性別にはおもしろい特長があります。
なんと、性別が一生固定されているわけではないのです。
イソギンチャクで一緒に暮らす個体の中で、
一番大きいのがメス、二番目に大きいのがオスとなり、
残りの個体は繁殖には参加しないのです。
この時にメスが死ぬと、オスだった個体がメスへ、
次に大きい個体がオスになります。
このように最初にオス、次にメスに性別を転換することを
「雄性先熟」といいます。

 
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