テラメイカー デザート レッドは、砂漠やサバンナのような乾燥地帯に見られる自然な土壌を再現しています。実際の砂漠の土壌は純粋な砂だけでなく、砂、風化した花崗岩、粘土が混ざった構成となっており、これによりユニークで時にはカラフルな岩の地形が生まれます。Exo Terraのテラメイカー デザート レッドを使えば、涼しく湿った巣穴から高さのあるバスキングエリアまで、砂漠やサバンナの風景を自分で作ることができます。
テラメイカー デザート レッドを水で軽く湿らせることで、自然な丘や巣穴、バスキングスポットなどを爬虫類のために自在に成形できます。仕上がりに応じて加える水の量を調整してください。水分を多く加えるほど、より固く締まった床材になります。一度乾燥すると、テラメイカー デザート レッドはその形状を保ちつつ、爬虫類が本来の掘る・巣穴を作る行動もできるようになります。
使い方
ステップ1:テラリウムの準備
Exo Terra グラステラリウムがおすすめです。特に砂漠に棲む爬虫類を飼育する場合は、バスキング距離を確保しやすいロータイプやワイドタイプのケージが最適です。トップカバーを外し、グラステラリウムを背面が下になるように平らに置いてください。
ステップ2:床材の準備・施工・成形
しっかりしたベースとなる基礎構造(岩棚や穴、バスキングスポットなど)を作りましょう。ボリュームを出したい場合や軽量化したい場合は発泡スチロールで大まかな形を作っておきます。テラメイカー デザート レッドを2:水1の割合で混ぜ、主要な構造部分を成形してください(膨らませた風船を型にして、隠れ家や巣穴を作る際に活用することもできます)。
涼しく湿った巣穴は、爬虫類が睡眠時や隠れる際に皮膚から必要な水分を吸収できる環境を提供し、高さのあるバスキングエリアは重要な温度傾斜を作り、体温調節をサポートします。
ステップ3:追加レイアウト素材の配置
テラメイカー デザート レッドは流木や岩など重いレイアウト素材をしっかり固定する目的にも使えます。
ステップ4:床材の仕上げ
乾燥途中の床材の上から、乾いたテラメイカー デザート レッドを振りかけることで、ベース構造に凹凸や立体感を加えられます。
ステップ5:床材を乾燥させる
層の厚みによりますが、乾燥にはおよそ1~3日かかります。完全に乾いたら、テラメイカー デザート レッドは形状を維持し、配置したレイアウト素材も固定されます。グラステラリウム本体を元の向きに戻して設置しましょう。
ステップ6:バイオアクティブ床材と活着植物の追加
巣穴や隠れ家の内部には、活着植物用の培養土を使用することで、やや湿った環境を部分的に作ることができます。涼しく湿った巣穴は、特に砂漠に棲む爬虫類の温度調節や水分補給に大切な役割を果たします。
ステップ7:最終レイアウト仕上げ
残った床面にはテラメイカー デザート レッドを全体に敷き詰めましょう。乾いた床材は爬虫類が掘る・巣穴を作るといった本来の行動を行うのに適しています。この段階でウォーターディッシュやその他の用品もレイアウトしてください。
ステップ8:器具、ヒーター、管理機器の設置
最適な照明器具(UVB、LEDなど)を取り付けます。飼育する爬虫類ごとの必要条件を十分に調べた上でご準備ください。
サーモスタットを設置し、バスキングスポットやレプタイルヒートなどの加熱器具に接続します。温度計やその他必要なテラリウム機器を設置したら…
自然志向の本格的なExo Terraテラリウムの完成です!
実在する砂漠の風景を再現:テラメイカー デザート レッドを使えば、涼しく湿った巣穴から頑丈な岩棚まで、さまざまな砂漠の地形を自由に作り出すことができます。
赤い砂の砂漠
- ナミブ砂漠(南アフリカ)
- アウトバック砂漠(オーストラリア)
- カラハリ砂漠(南アフリカ)
- スパイニー砂漠(マダガスカル)
- ソノラ砂漠(北アメリカ)
- アラビア砂漠(西アジア~中央アジア)

Exo Terra
コミュニケーションマネージャー

オーストラリア・アウトバック砂漠の自然環境下にいるフトアゴヒゲトカゲ ― 匿名(ナクタス賞受賞)