爬虫類や両生類に副食を与えることには、いくつかのメリットがあります。ただし、副食はあくまで「時々・適量」にとどめて与えるようにしましょう。副食の与えすぎは栄養バランスの乱れや健康トラブルにつながる可能性があるため、通常のバランスの取れた主食の代わりにはなりません。できるだけ自然下での食餌内容に近いものを選ぶことが大切です。
エンリッチメント
副食はエンリッチメント(行動の幅を広げ、生活を豊かにする工夫)の一つとなり、爬虫類・両生類の心身の健康を刺激します。副食を与えて爬虫類の興味や行動を引き出すことで、退屈を防ぎ、本来の自然な行動を促す助けになります。
プラスの強化
良い行動や望ましい行動をしたときのご褒美として副食を使用することで、効果的なトレーニングにつながります。爬虫類や両生類は、犬猫などに比べてトレーニングが難しいとされますが、繰り返しトレーニングすることにより簡単な課題や行動を学べる種もいます。
絆づくり
手から副食を与えることで、飼い主と爬虫類の間に信頼や安心感が生まれます。こうした小さな積み重ねは、爬虫類との絆づくりに役立ち、その後のお世話や日常の触れ合いがよりスムーズで快適になります。
栄養のバリエーション
野生下の爬虫類や両生類は多様な食材を摂取しています。副食を与えることで、普段の食餌では補いきれない“食餌のバリエーション”をプラスすることができ、健康的な栄養バランスの実現にも役立ちます。
食欲の刺激
中には好き嫌いの多い個体や、ストレス・環境変化などで食欲が落ちる爬虫類もいます。ときどき副食を与えることで食欲を促進し、健康的な食生活の維持をサポートできます。
社会的交流
複数の爬虫類を同時に飼育している場合、副食を与えることで爬虫類同士の興味深い社会的なやり取りや新たな動きが見られます。これによって、グループ全体での絆や関係性がより深まることも期待できます。
Exo Terraでは、さまざまな形状やサイズ、用途に適した幅広い種類の副食をご用意しています。

Exo Terra
コミュニケーションマネージャー
