レユニオン島のヒルヤモリを未来へつなぐ - 爬虫類情報 | 爬虫類用品・エキゾテラのジェックス
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レユニオン島には、他では見られない2種類の美しいヒルヤモリが暮らしています。しかし今、彼らの多様な棲息地を守るためには私たちが向き合うべき課題が山積みです。ヒルヤモリを未来へ繋ぐには、ただ棲息地を保護するだけではなく、地元民への理解を深める活動や、彼らの不思議な生態を解き明かす研究も欠かせません。
島の発展と自然の調和、その狭間で揺れ動くレユニオン島ですが、ヒルヤモリたちの運命は、この島全体の生き物たちの“健康バロメーター”ともいえる存在です。彼らの命が続いていくことは、この美しい島の多彩な自然や遺伝的な宝物を守ることにもつながります。
タコノキ(Pandanus utilis)にいるマナパニーヒルヤモリ(Phelsuma inexpectata)
そのような環境の中でも、ヒルヤモリは小さな体で数々の変化に順応し、生き抜いてきました。棲息地の分断や人間の進出という困難にも負けず、たくましく進化を重ねてきた彼ら。その生命のバトンを繋ぐには、今後も自然環境を守る努力を少しずつ、着実に続けていくことが必要です。
レユニオン島北部、レ・ブルレにおけるボルボニカヒルヤモリ(Phelsuma borbonica borbonica)