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メダカマメ知識メダカの歴史

ヒメダカ
ヒメダカ

メダカは、北海道を除く日本・中国・朝鮮半島に広く棲息している日本で最小の淡水魚です。 生息域は淡水から汽水。

各地域ごとの地方名称が4,680語もあり、昔から人々に親しまれていたことがわかります。 18世紀に入ると「目高」が文献上に載り始めました。 この頃からメダカ観賞が始まっていったといわれています。

特にニホンメダカ(=クロメダカ・日本に昔からいる野生のメダカ)の突然変異で出た緋色(オレンジ色)のメダカが定着し、「緋メダカ(ヒメダカ)」として一般庶民に親しまれました。 ニホンメダカは、1823年シーボルトによって西欧に初めて紹介されました。 世界には14種類のメダカがいますが、東アジアから東南アジアにだけ生息しています。

→ニホンメダカの種類

クロメダカの突然変異で黒色の色素胞がなくなって誕生したヒメダカですが、その後様々な品種改良が行われ、色々な体色のメダカが生まれました。そして今日では様々な種類のメダカを楽しむことが出来るようになりました。

色素胞とは?

魚類の色素胞は全部で5 種類存在し、黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞、虹色素胞に分類されていて、メダカの場合は4 種類の色素胞を持っています。
この色素胞は周辺の色や明るさに影響されるため、色素胞自体ではなく、色素胞の中の色素顆粒が拡散・凝縮し、メダカの発色に影響するのです。

さて、昔から日本のいたるところで見ることができたニホンメダカですが、1998年環境庁により「絶滅危惧種第Ⅱ類」(絶滅の危険が増大している種)に指定されました。 減少の主な原因は、農薬の使用や生活排水などによる環境の悪化、護岸工事や水路の整備などによるメダカの棲める穏やかな小川の減少、外来種との競合に負けてしまっているというようなことがあげられます。

野生のメダカを見つけたら、捕まえずに大事に見守ってあげてください。 また、お店で買ったメダカを自然の川に放流することは絶対にやめましょう。生態系をこわすおそれがあります。